2011-01-01から1年間の記事一覧

「男のくせに」と呟いて…「女だから」と泣いて…

ジェラシーと戦うことに疲れて パープルネイルも すぐ飽きてしまうし まるで軽く交わすキスみたいな あなたにあげた「さよなら」が 頭の中をグルグルめぐるの窓に映るぼんやり滲んだ 部屋の明かりを消せば 今日一日が どうって事無い顔をして 私を見下す「男…

アル想い

強制撤去されちゃった アル気持ち「なぞなぞ」 しませんか?不思議な生き物は何? 綺麗な生き物は何?そして 頬に残る アル想いは何色?木の葉がハラハラ 落ちては逃げる風に隠れる僕が気にしていたのは 僕自身の過去君が心配していたのは 君自身の未来強制…

 君のいない季節

季節は行き過ぎる旅人 感じるまま 人を愛し 人と別れ 人に涙する そんな人生も悪くない そう思っていた 君と出会うまでは月夜の明かりに照らされながら 冷たい空を見上げている僕を 君は知らないだろう…風のようにこの場所に漂う 届かない愛に時は止まったま…

人生・・・・ 重くないですか?

心…辛…

虚しさ数えればきりがない 辛さを募らせてもただの孤独胸に棲む悪意が息を殺して 私を見据える人を憎めば また誰かに憎まれ そうして やり場の無い憎悪は 我身を切り裂くだろうか…鏡に映るもう一人の存在が そっと…背中を抱く 緩やかな空気に満ちる 冷ややか…

瞳とじれば

誰もいない海へ も一度連れて行って 心の手を引いて 忘れ物 取りにいく 少し重い足取りで 白い砂を蹴れば 潮の香り頬を撫で 傷ついた心を 優しく包む瞳とじれば 焼きついたあなたの横顔 Gentle scar 消せないわけ泪は知ってる ひと夏の恋だよと 波が呟いても…

心のメモリアル

ときめく恋とも 恥じらう愛とも 違う… 雨上がりに 零れ落ちる しどけない 陽射しのような 淡く脆い 心のメモリアル忘れられない 想い出に縛られ かえらぬ恋に泣いた いつまでも 出逢った人 あなたと重ねるいつも いつも あなたを追いかけ いまも いまも 心あ…

「海」へ

潮風に吹かれている 青い季節の終わり 鼻をくすぐってく 甘い海の匂いは 傷ついた思い出を そっと蘇らせるグリーフ苦い恋 素足のまま私目掛けて 追い駆けてくる今が過ぎれば この想いも優しさに変わると ため息は嘆く… 傷ついた分だけは 幸せになりたい 抱き…

「ペシミスト」

カラカラと音を絶てて 崩れていく理想風にまぎれては消える 夜に咲き狂う欲望絶え間なく流れてゆく 時世の波に飲み込まれる希望手のひらを陽射しに 透かしてみた 虚しい血汐が迸る何故だろうか 「こんなにも」 「こんなにも」 と 溜息をつく 何故だろうか 「…

そんな「感じ」がいい

時どき 飾って魅る 時どき 気取って未るそんな感じが…いい何も感じてない風 何も気にしてない風そんな甘さが…好き誰からも干渉されず 誰からも求められないそんな軽さが…心地いいそんな泡沫に…酔いたいそして…時どき 胸を躍らせる 時どき 泣き笑いするそんな…

『だけどそれじゃぁ…』

喧嘩別れしたあの日から 何のメッセージも無いまま 3日過ぎて 心に黒く小さな穴が開いた このまま終わり このままさよなら それならそれで ぜんぜん構わない もう会わない もう知らないだけどそれじゃぁ… この胸の痛みは 治ってくれない 消えてくれない 喧…

夢海の「淵」

深い海の底に 落ちて果てた 夢を見た…藍の地底に 燻ぶる頬は 緑の夢に 溺れて溶けて 逝ったよね白い泡が いくつも いくつも 私の命を 包んでは 散っていく遠い海面へと 逃げて逝った私は 泣いた そして 気づき はじめた最後の光に 揺れて壊れる 残り少ない …

ラストダンス

今宵 あなたと踊る ラストダンス微笑みかけた 横顔が ライトに彩られ 切なく見えるこのまま時よ 止まって…胸に呟く 最後の呪文恋しい想いを 捨てられない たとえあなたが 彼女のものでも… 今宵 あなたと踊る ラストダンス指のリングが 光るたび 傷つく瞬間 …

一人の「ひと」して

いつの間にか 大人になって 夢とか希望を 絵に描いて 虚ろな未来 想いうかべている 君は16…少しづつ 何かを失い 少しづつ 何かを抱いて一人の「ひと」になっていくんだね悩んだら 俯いて 悔んだら 振り向いて そしてまた 歩きはじめればいい ゆっくり 君ら…

こんな「夜」は

泣いて明かす夜 星の輝きも 冷たい空に 薄れたまま 風にうなだれている熱い胸に 顔をうずめて 眠りたい夜は こんな私を 置き去りにして すれた街路地 彷徨いあぐね 戸惑いに 震えているのだろうか…そうよこんな 凍てつく愛さえ 手ばなせず 膝を抱き 浅い眠り…

「青」の純情

心の中に海をつくった 日暮れた過去は潮風に吹かれ 波の音は淡い蜃気楼を生んだ涙の海かな 「青」の純情忘れ去られた セピアの海小さな燃殻は 哀しみの雫になって 薬の効かない 甘い恋に 蝕まれていく 危険な罠と知りながら 心の海の中へ飛び込んだ 「傷つい…

時間旅行

今日までの 時間旅行時の狭間を 楽しんでいる…夜汽車の汽笛 昔読んだ 幼い頃の物語想い出は甦るミルク色した朝焼けの森 歩き出す好奇心を高鳴る気持が静めるそよぐ風に 揺れるススキ 指先が匂うとざわめく心 くすぐる気持ちが 思い出に鈴をつけるほし草色の…

蒼のシュール

月よりも 深い蒼に 溶けて消える 夜空の星よ さいなまれ 孤独な影に 今夜も怯え 泣いている君 「淋しい」と呟くなら 瑠璃色の 今宵の星に 願うがいい…しなやかな 嘘をついて 窓辺に咲く 花になるがいい いにしえの サイレントから 溢れだした リトリビューシ…

ひと夏のエモーション

時折見せる笑顔と 何気ない言葉 青い夏の空がおしえる 海の砂漠を泳ぐ 潮風たちの気まぐれな午後陽射しはどこまでも熱く あなたは肌を焼いている カチューシャがわりにした サングラスが可愛いわ 額の汗が睫をぬらすと あなたはさりげなく瞳を閉じた…陽射し…

都会の夜

真夜中に通うコンビニは 孤独な空気に包まれて 店員の「いらっしゃいませ」の声も 胸にボンヤリ響くもんさ 何も欲しい物が見つからない 「チエッ」舌うちなんかする ガラスに映る自分の顔を 見ないように俯いた淋しい悲しい虚しい 都会の夜は夢を失くした 人…

女友達 

貴女が泣くたび この胸が苦しくて どうか 泣かないで 貴女が泣くたび 思わず抱きしめたくなるどんなに繕っても 隠しきれないこの気持She and I 彼女の唇 震えるたび 理性が崩れていきそうな私 怖くなる 彼女を想うたび 突き刺す胸の痛み どうか 泣かないで …

君におくる「詩」

いくら泣いてもいい 泣きたい時は 泣いていいから 涙が渇くまで泣いたら 紅く腫らした瞼を 白い指先で抱いてきっと見えてくるはずさ 時は静かに流れ そして君の 強い味方になる 前へ進むことを 恐れないで 忘れることも 後悔することも出来ない さぁ心の扉を…

遅すぎた愛

あなたに振り返る イメージの中の私 淡くただよう 日暮れた碧い空ながめていつしか時をさかのぼり かさなる翳にしがみつく振り向くことを笑わないで 強がる肩を抱き寄せたあなたに 背中を見せた私を許して… あなたの優しさを 独り占めしてた私 ぜんぶ欲しく…

「そうして…」

君の心から ひとつ ひとつ 僕を消して癖も 笑顔も 声もそうして…僕の心から 君が消えどうか苦しまないでいて… どうか哀しまないでいて…傷つかないで… 泣かないで… 僕の心から ひとつ ひとつ 君を消して香も 仕草も 瞳もそうして…君の心から 僕が消えそしてい…

風の音

過ぎゆく時に手を振ると 背中を優しく叩く 未来が微笑えんでくれる 悲しい時も 辛い時も ぜんぶ想い出になるよ向かい風 受けながら 目を閉じる 耳もとで ざわめくよ 風の音また遇える… そう言おう… 「いつかまた…」 そう言おう… そうしよう… とおい未来の夢…

視えない時間

晴れた日の午後あなたと 待ち合わせしたカフェテラス 緑色のガーデンが窓辺を飾る ありふれた風景が 一枚の挿絵になる ここには時を謡う時計がない いつまでも いつまでも こうしてあなたと向かい合い いつまでも いつまでも カフェオレ色がふたりに微笑んで…

別離

モノクロームの 世界が 私を包む 昨日まで 愛した人が 今日から 他人になる 砕け散る ガラスみたい 心が冷たく 崩れていくたとえ 哀しみの 扉を叩く それが 始まりでも 後悔しない声を殺して 泣いた夜も 切ない胸で 微笑んだ日も さよなら… 突然に 訪れた 現…

デュアル

君のために作った 幾つものうた 届かない気持 押さえきれなくて 滲むすべてが 零れおちていく流れ星に託した 幾つものうた 君への気持 星の海に浮かべ 叶わぬすべてが 流れるのだろう このまま消えゆく 恋なら 何のために 私は生きるのだろう 夜空見上げ 祈…

そして僕はいなくなる

泣かないと約束をさせた 君と指と指をからませ そして 僕はいなくなる青く溶けた空を抱く 風は覚えていたよね あの時交わした 別れのキスのあじが 涙だったことをしらじらしく肩を抱く あの時から決めていた これで 君とは終わり僕を見つめ唇を 軽く噛んで俯…

僕に君の手を…君に僕の心を…

君に哀しみの無い世界をあげたい 君の好きなフリージアが咲くあの場所が どうか光の中で輝き希望に満ちているよう 君が流すこの涙に祈るよ僕がぬぐってあげる 瞳を濡らす君を見つめる 僕が守ってあげる これ以上君が哀しまないよう僕に君の手を… 君に僕の心…