あなたとの思い出に涙する私は時に哀れで時に喘ぎ鏡の中の私が心の内をそっと包みこむ去年のクリスマスは二人で飾ったツリー真っ白な雪が降り積もるアスファルトに付けた二人の足跡あの時あなたがくれた初めての指輪を今も捨てられない私はもう誰も愛せない…
時間が深い闇に飲まれそうな夜道は突然ひとり生きることが恐くなる見知らぬ誰かに追われているようなそんな気配に捕らわれ逃げたい衝動にかられた 急いで潜り込んだ細い路地を抜けるとそこは切れかけた街灯のカチカチとナる音が聞こえた暗闇に沈む月明りにさ…
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