2016-01-01から1年間の記事一覧

星になった君

君に逢いたい 君に涙する 思いはせる時 優しい雨音に ただ… 身を焦がしかえらない 君がいた時間立ち止まり 膝を抱え 泣き疲れ また眠りに堕ち ただ… 泣いたもどらない 君といた時間君が恋しい 君があふれた 尊い時間 木漏れ日が揺れ 日々… 切なくするにどと…

「−0」の音

風… 風がそよぐ音 光が虹み 鳥が羽ばたく音 草きが枯れあい ざわめく音…音「−0」の音怒りが 憎しみが 苦しみが 哀しみが 激しくうごめく音日々に涙し 息る音 君の名をたどり 恋しがる心の音 雨… 雨が落ちる音 吐息がマざり アスファルトに咲く音 青い空を覆…

君とともに

いつまでも 君は変わらないから 僕は平気さ 帰る場処があるから 君が悩んだり 苦しんだり 悲しそうに俯いたら 僕は生きられそうにないよ 小さな碧い星に咲いた 君の好きな白いカサブランカが 風のような時間に霞み揺れている 心の奥に燻る夢をにぎりしめ 手…

恋人たちの海

オリオン・ブルーの空 潮の香りが満ちた夏の海 白い砂浜へふたり駆けだす ビーチボールが眩しい 青い空を泳ぐ風に乗って 熱い太陽の日差しを浴びる 初めての二人の海に投げキッス キラキラ光るオフェリアの波間に 私がそっと隠したあなたへの本当の気持ち 紅…

今夜

たとえ今 君のこと 忘れることが 出来なくても いつか平気で 思い出せる時が来ると 結び目のない 恋の糸引きちぎり 逃げ出した今日に 悲しいだけの 恋風が吹き荒れ 涙で濡れた頬を 力いっぱい叩いていった涙流すのも今夜まで 君を想うのも今夜まで傷ついた恋…

君を見ていた午後

君を見ていた午後 優しい陽射しが風と戯れ青葉を揺らす テラスで飲むカプチーノ 浮かんだ湯気が 君にときめき 消えていく「時」と遊ぶ君の瞳に声に 僕はTo languish in love 切なく 恋い焦がれた午後もうこの場所に 留まり続ける事は止めよう 見つめるだけ恋…

Feelings of the blue

「サヨナラ」の言葉は あなたとわたしのEndless 哀しみよりも深い そう… Feelings of the blue 歩き始めた明日に あなたは居ない 遠い黄昏に揺れていた 心のオアシスに生まれた小さな泉 想い出の雫で溢れ 「アイシテル」の言葉が Monologue胸に響き続ける 「…

ゴミ箱へ「ポイ」

何処にも流れてゆけない憾じ 窮屈な煩悩 退屈な遺憾 醜くブザマな予感だけいつも当たって 毎日思い描く気持ちイイ事は常にゴミ箱へ「ポイ」 人生の墓場も酒場も焼け石に水のゴミ箱へ「ポイ」 最後のカードさえ泥沼にハマってゴミ箱へ「ポイ」 ゼンブ 「ツ・…

恋の「ハルナ」

君の何気ない仕草が 僕の胸の中に恋の「ハルナ」を芽生えさせた 君のあどけない感傷が 僕の心に淡い虹を描く 君はいつも 走り寄り僕の腕をギュッと掴んで微笑む 君は知らない そんな君に 恋していることを君の周りはいつも賑やか 朝焼けの白い月が青い空には…

Sometime surely

風の街に降る星の雨 君の両手一杯に咲いた小さな夢の華 擁き始めた希望は遥かな大地へと 翼羽ばたき飛び立つだろう 琥珀色に広がるいにしえに消えた思いも いつしか君を優しく包んでいく君は 失いながら 掴みながら 無くしながら 捜しながら 挫けながら 気づ…

涙のエピローグ

心の片隅にあなたを置いたまま 寂しい笑顔の仮面をつけて 枯葉舞う木立をひとり歩く 夕べ出来た水たまりを 自転車が走り抜け水しぶきを上げた想い出と呼ぶには辛すぎて 忘れることさえ出来ないで…風はどこまでも雲を追い駆け 雲は遥かかなたへ消えて行く…あ…

青い空の憂鬱

あなたを大好きだという感情 毎日会えるのに 毎日がただ切なくて 教室の窓から見える 春の日差しも グランドに響く声も いつもの景色 変らない風景 青い空の憂鬱授業の終わりを知らせるチャイムの音 みんな一斉に 教室を飛び出し校庭へ 小鳥のように飛び立つ…

月の海

光に満ちたうすら藍い夜空に浮かぶ 白い月の輝き月明かりの儚さに風が木の葉を揺らし 舞い落ちる音が私をひとり 今宵の果てまで連れてゆく…冷たい風に包まれた 寂しい孤独に追いやられ 星が描く細く淡い光の道を歩き続けるこのまま どこまでも どこまでも 静…

虚しい愛

孤独な心は あなたを忘れるためのワイン 投げて粉々に砕けたグラスは 心に蔓延り私を イタブリ キリキザム から いくら飲んでも どんなに酔っても あなたの心はもう戻らないあなたは 私が死のうが生きようが どうでもイイんでしょ「今すぐに来て!」 「今す…

あだ波

さざ波の泣き声を聞きながら 追い駆けては逃げる波間を独り歩く 数えきれない辛い事や悲しい事 どんなふうに棄てればいいのかな… 潮風が… そんな私を優しく包むから 涙になってはおちていく寂しさが 心に降り積もり温もりに変わる時本当は笑顔の私でいたいの…

翳み

咲いたばかりの花が風に散る時 乾いた青い空を眺める君が涙するなら うなだれ木洩れ日にまじわり 果かなげに映ろう君へ 私は駆けより 木陰に揺れながら消えゆく時の狭間で 君の傷ついた心にそっと口づけして 震える肩を抱き寄せるもしも君が望むなら 今すぐ…