2015-01-01から1年間の記事一覧

哀しみのカオス

何も思わず 何も考えず 何も知らず そんな風に生きて ただ時間さえ過ぎれば あれ程夢中に想っていた 君のことも いつか忘れて この痛みさえ 優しさに変えられるだろうか恋しさも 哀しさも 君の微笑みさえも愛しさも 淋しさも 傷ついたことさえもこの胸の奥の…

ロンリネス

昨日までの私と 明日からの私が 世知辛い世の中で 迷路のような未来へ 錯覚しながら千鳥足 活きてみたり… 死んでみたり… そんなロンリネス 歯がゆさだけが心を蝕む仕事もイヤ 家事もイヤ 人もイヤ こんな憂鬱 砂埃を思いっきり吸い込んだ気分の ジレンマ 刹…

「時感」

冷たい雨を落とす今日の空 いつまでも心にいるあなたが そっと振り向き 微笑むから 私はただ切なくて また傷ついてしまう 曇った窓ガラスにあなたの名前書いて 過ぎ去った「時感」に留まり続けた…「時感」だけが止まったこの部屋で 窓を開け放ち私は風になる…

ナル…「僕たちの日々」…シスト

君と二人で生きていく日々なら 風のような涙色に染まりながらがいい たとえば初めて感じた愛という海に溺れた時のような したたかな期待にしがみつく自分に気づいた時のような 孤独な折れた心を震えながら強く抱きしめた時のような そんな儚げに泣ける日々が…

青葉の頃

君と いた 青い 春の日 暖かな日差しに包まれた 君の ほほを 僕はそっと 撫でた 熱く溢れる君への思いは 息苦しく 狂おしく 甘く切ない この胸を焦がす嵐歩き慣れた 小道に咲く花に微笑み 戸惑いながら 恥らいながら 君は僕と手をつないだ君の小さな肩が触れ…

「夢の屍」 君が…僕が…

何者でも無い 廃墟に埋もれた夢の屍生れては果てる魂の証たち 悴んだ両手に余る悲しみが苦しが 少しづつ・・・少しづつ・・・ 涙になって 消えていく夜「ごめんね」 そうささやく僕が 君が 今夜 崩れていく何者にもなれず ただ漂いさまよう風になるなら抱き…

巷の「ゲロゲロ」

私がもの心が湧いた頃かどうかは今更さだかではないけれど… 大人の会話で「猫の額程の畑がありますから…」と聞いた時 本当にそんな畑があるのだろうか…??」と本気で見てみたいと思ったことがあった。 後で事実を聞いて「どうしてそんなウソを大人はつくん…