2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「ぼく」の…『ア』れ・『コ』れ

「ぼく」は。 ゲンキ・・・「おにいちゃん」も。 ゲンキ・・・それから 真っ黒い もう一人?の 「おにいちゃん」は。 でおくれ・・・

君を感じて

哀しいことも 楽しいことも みんな風みたいに行き過ぎるだけだから 僕はただ君の手を取って君の温もりを感じ 見つめ合い交し合い愛し合うのだろうたとへため息が時を飾って泣いても 君が僕のそばにいて見つめていてくれるだけで 僕の魂は穢れを知らない天使…

「冬の花」

冬の花が咲く時の丘を登り 弾む白い息を深く吸い込むよ 風が触る頬の冷たさが心地いい青い空を泳ぐ雲のベッド 僕は寝ころんだ 胸いっぱいの思いの丈が転がり始める呼吸の鍔を 追いつめる感情 急に君に逢いたくなった 憶えたての 君の笑い声が心のカギを開け…

別れのシルエット

どんな言葉も 君の前では シルクの風のように 消えていった今日で終わりなんだ ふたりで重ねた日々出会った頃の思い出 初めて過ごしたイブを まるでいつか見た映画みたいに どちらからともなく語り始めた ゲームみたいにどんどん ストーリーが変わっていく …

「・・・別れの言葉・・・」

「別れの言葉」は私から 最後に名前を呼んだ君 声のカケラが胸の中に 棘になって突き刺さる鳥籠の中で育んだ 愛なんて何も与えない 知らず知らず君の愛が 私の愛がカタチを変え すれ違い歪んでいった追いかければ追いかけられる程 君から離れたこの気持ち 逃…

夢秋の砂丘

小雨の中を冷たい空気が包みこむ 枯葉を踏んで急ぎ足になる 夕暮れ時のひと齣 庭に置き去りのガーデニング 綺麗に咲いたベゴニアが 泣いていたから なんとなく今 ブル−な気持ち 冬が近づくたび 孤独に手を引かれ 胸に眠る淋しさは目醒める この世にたった一…

一つの恋が終わるとお肌カサカサ

夕色の街は相変わらず騒々しくて 時間ばかり気にする人波に燻ってる私は バス停のベンチにヘタったままで 伝線したストッキングが誰にも気づかれないようにと 長くもない脚を組み僅かな恥じらいを今使い果たす始末今日一日が あの歌みたいに消えていく 汗の…