哀しいことも
楽しいことも
みんな風みたいに行き過ぎるだけだから
僕はただ君の手を取って君の温もりを感じ
見つめ合い交し合い愛し合うのだろう
たとへため息が時を飾って泣いても
君が僕のそばにいて見つめていてくれるだけで
僕の魂は穢れを知らない天使のような君を求めてしまうだろう
君は一度も聞かないよね
どうして苦しいのかなんて・・・
辛いのかなんて・・・
僕は一度も聞かないよね
どうして泣いているのかなんて・・・
悔やんでるのかなんて・・・
君の心が僕の心に問いかけるから
瞳を閉じ 導かれ
君を感じているんだ・・・
淋しいことも
嬉しいことも
みんな涙みたいに零れて消えるだけだから
君はただ僕の背中を抱いて温もりを感じ
見つめ合い交し合い愛し合うのだろう
たとへ千年の月日がふたりの姿を変えたとしても
僕は見つけるよ・・・
君を見つけるよ・・・
必ず・・・
見つけるよ・・・
−紫紅草ー