フラストレーション

私気づいたの あなたへの気持ちに 余りにも近すぎて 解らなかった 優しさにときめく あなたの 友情よりも強く 愛よりも弱い 気持ちが哀しい だから今はこうして あなたへの気持ち隠して 燃えるようなこの瞳で 刺激的な愛の言葉で あなたの胸が熱く染まるのを…

Sexuality~青い太陽~

すべてを超え君と愛し合えるなら僕たちの障害なんて何でもない 硝子のような海に浮かんだふたりを乗せた小さな舟がそり返る波に吞まれ堕ちていく 必ずと約束した日僕を見つめた君の瞳を忘れない It's you より添いあえることが解りあえることも君以外僕は知…

愛のカタチ

あなたの優しさが手に取るようにわかる 見つめるあなたの瞳に映る私が とても眩しくてあなたの傍でこうして 何時までも微笑んでいたくて甘えていたくて あなたの胸に頬をうずめている私に 「どうしたの」って一度も聞かないね何時も 「ごめん」ってそして「…

密かな夜

密かな夜 甘い霧が覆う月明かりが 雨上がりの石畳に沁みる あなたが居ない夜なんてキライ あなたが好きな歌を聴きながら 長い夜を独り彷徨うなんてキライ キライ…着けたばかりピアス 片ほう失くしたような夜悲しい…音を荒げ 誰かが…心臓の中で 泣きじゃくっ…

君とともに

いつまでも 君は変わらないから 僕は平気さ 帰る場処があるから 君が悩んだり 苦しんだり 悲しそうに俯いたら 僕は生きられそうにないよ 小さな碧い星に咲いた 君の好きな白いカサブランカが 風のような時間に霞み揺れている 心の奥に燻る夢をにぎりしめ 手…

「微笑み」

白い雪に包まれた 冷たくて優しい 朽葉色の空あなたが淡く吐く 柔らかな吐息は わたしに微笑み 愛しさを教えてくれた哀しい音をたてて 消えていく風が寂しくて ただあなたに宵縋り 見つめていたのあなたは 冷たくなった わたしの手を そっと握って ポケット…

Summer wind

君を見ていた Augustの青い空 ふたりを乗せたSummer wind 海へと旅立とう心をくすぐる 紅い唇とがらせた君を ワザとからかって ムキにさせた 悪戯な瞳が 僕を夢中にさせる抱きしめた君の 長い髪が揺れているこのまま朝まで 僕の腕の中で「おやすみ」朱く染ま…

春のバリエーション

昨日の晴れた空を想う 白い雲が流れていた 蒼いキャンパスに やわらかな風が吹いた昨日の君の笑顔想う こぼれる陽射しに揺れ きらめいた瞳 あたたかな風が吹いた君を抱きしめた 僕の心の手は繋げたいよ ぜんぶさらけ出したいよ君に強い自分を見せていたかっ…

黒い夜に

黒い夜の彼方へ風が運ぶもの…赤く輝くくれないの月にこの身をまかせる 胸の中の海辺に浮かべた小舟が小さくうなる波に揺さぶられ戸惑い怯えている…なら 黒い夜の彼方へ風が運ぶもの…私の狂おしく哀しい想いをどうか奪い去って 愛しくて苦しくて逢いたくて 泣…

― 『吐息』 ―

碧い波の音が聞こえる 渚を歩くあなたの手が暖かい 何も言わなくても 目を見ればわかるから 今は 砂浜に落とす 二人の足跡だけ残して 歩きたい あなたの愛で わたしは泣き虫になる 今は 抱きしめて もっと強く わたしが迷わず あなたと二人 歩いていけるよう…

抗う為に

白く霞んで消える 陽を浴びて 儚げに風が吹く いつまでも こんなふうに 微かな息吹の中で 君だけを見つめていたいもしも 届かないなら いっそその手を放ち 引き裂かれそうな胸に この愛を突き刺すだろう君以外 守るものなど 何もないから 涙を抱いた君の瞳か…

君を感じて

哀しいことも 楽しいことも みんな風みたいに行き過ぎるだけだから 僕はただ君の手を取って君の温もりを感じ 見つめ合い交し合い愛し合うのだろうたとへため息が時を飾って泣いても 君が僕のそばにいて見つめていてくれるだけで 僕の魂は穢れを知らない天使…

視えない時間

晴れた日の午後あなたと 待ち合わせしたカフェテラス 緑色のガーデンが窓辺を飾る ありふれた風景が 一枚の挿絵になる ここには時を謡う時計がない いつまでも いつまでも こうしてあなたと向かい合い いつまでも いつまでも カフェオレ色がふたりに微笑んで…

僕に君の手を…君に僕の心を…

君に哀しみの無い世界をあげたい 君の好きなフリージアが咲くあの場所が どうか光の中で輝き希望に満ちているよう 君が流すこの涙に祈るよ僕がぬぐってあげる 瞳を濡らす君を見つめる 僕が守ってあげる これ以上君が哀しまないよう僕に君の手を… 君に僕の心…

二人の気持 「二つ」の恋心

君と過ごす 特別な午後 木陰のエッセンスが 降りそそぐ君の頬にできた 小さな陽溜まりの雫 僕が指でおさえると 「クス」と微笑んで 君の睫毛が揺れる僕は…どうしたらいい 君を抱きしめたくなる… あなたと二人 高鳴る気持 木陰にしのばせて 俯いた私のドキド…