君と過ごす
特別な午後
木陰のエッセンスが
降りそそぐ
君の頬にできた
小さな陽溜まりの雫
僕が指でおさえると
「クス」と微笑んで
君の睫毛が揺れる
僕は…どうしたらいい
君を抱きしめたくなる…
あなたと二人
高鳴る気持
木陰にしのばせて
俯いた
私のドキドキ
聞かれたら恥ずかしい
頬にあなたの指が
「キス」をくれたから
笑顔が胸に溶けてく
私…どうしよう
あなたに抱きしめられたい…
僕は…どうしたらいい
君を抱きしめたくなる…
僕は…どうしたらいい
君を抱きしめたい…
抱きしめたい…
ー紫紅草ー