時折見せる笑顔と
何気ない言葉
青い夏の空がおしえる
海の砂漠を泳ぐ
潮風たちの気まぐれな午後
陽射しはどこまでも熱く
あなたは肌を焼いている
カチューシャがわりにした
サングラスが可愛いわ
額の汗が睫をぬらすと
あなたはさりげなく瞳を閉じた…
陽射しはどこまでも熱く
あなたが誰かの隣で
楽しそうに笑うと
胸が苦しくなるの
どうか私が嫉妬する前に
少しでいいこっちを見て欲しい…
ほんとの気持ち言えない
臆病な私
青い夏の空がもどかしい
海の流星を泳ぐ
潮風たちのひと夏のエモーション
ー紫紅草ー
