二人の間を「今」流れる時間はさほど
ながく感じる事は無いはず
二人の間を「今」降り続ける雨音が
不自然な距離を創ろうとも
二人の間を「今」沈黙は迷いながら
思い愛の隙間を遮る
PS.「感情線」
僕は
ひたすら君に息づき
君を旅し
君を求め
君を恋するだろう。
まるで
黒い宇宙の星に包まれ
頭の中で意味のない言葉ばかりを繰り返す
時計の針がうごめいてるような錯覚
歪んだ感情線でしたためた「PS.」
もし 君の心へ届くなら
二人の間の「今」は静寂なオアシスの余白
確かめ探り傷付け合う必要も失い
二人の間の「今」は甘いアワーグラスの中で
絶えず混ざりあい愛し合うだろう
PS.「感情線」
僕は
ひたすら君を追いかけ
君を抱きしめ
君を見つめ
君を愛するだろう。
―紫紅草―