人生

風の音

過ぎゆく時に手を振ると 背中を優しく叩く 未来が微笑えんでくれる 悲しい時も 辛い時も ぜんぶ想い出になるよ向かい風 受けながら 目を閉じる 耳もとで ざわめくよ 風の音また遇える… そう言おう… 「いつかまた…」 そう言おう… そうしよう… とおい未来の夢…

感動

自分らしく 生きていくことが こんなに 難しいなんて だから… もしも君が探し物をしてて 簡単に諦めてしまうなら 後で偶然見つけたとしても 心には風穴が吹いてるよ きっとあの時見つけていればと 後悔ばかりする そうさ 感動がない! 感動がない! 感動がな…

「道」

とおい過去より とおい未来に会いたい…守りたかった約束より 守りたい約束の方がたいせつ…僕にすがる 母の気持ちも 父の期待もぜんぶ痛かった…ごめん 僕はいくよ 自分の道を 願う夢より 叶える夢に会いたい…どう生きていくのかと聞かれ いまこの瞬間を生きた…

その「男」

その「男」 中指を立てて 相手を怒鳴リ散らせば それで終わり肩がぶつかるその拍子 お気に入りのネックレスが 汗で首に張り付いた その感覚に苛立って ヤキを入れてやるその「男」 中指を立てて 相手に唾を吐けば それで終わり血がのぼる 頭にくる 腹が立つ …

「コトハ」の憂鬱

「コトハ」の幸せ 愛があることと 夢があることと 彼方であること「コトハ」の痛み 悔しいことと 虚しいことと 私であること嘘が上手につける もう一人の私嘘を見抜けない 偽善な彼方そうしてまた「コトハ」は人を裏切るのか… そうしてまた「コトハ」は人に…

自己分析

自己分析「私」という人間は 少々…不思議です 身嗜み程度の常識と 嗜む程度の好奇心をいつも背中の羽に密め いつも何処かへ消えてしまおうと願っている…「私」という人間は 少々…冷淡です 臆病な毒舌を吐く 卑怯な評論家に似たりするいつも孤独がオアシスな…

言葉の罪

言葉の罪罪を購う為だけの言葉を吐くなら もう 何も言わなくていいこの唇で偽りを飾るつもりなら もう 何も欺かなくていい 「苦しい」 「哀しい」癒されない日々なら 窓の無い小箱の胸で 眠らない月になりたい淡く… 鮮やかな… 薄紫に輝る… 涙に 擁かれたまま…