時として心の翳を装い
窓辺にとどまる切ない風
寂しさを冷たく凍ったサガにうずめるとき
溜息に…「Give responses」
はかり知れない不安
そして哀しみ
時として心の隙間に湧く
どうしようもない孤独な気
わざと自分を傷つけて欺いてみるなら
溜息に…「Give responses」
私を捨てて消える
時間の狭間
現実の坂を転がリ堕ちる
カラダから放つ異臭は
鋭い刃となりその肉を裂いて
心を蝕み
暗闇に囚われる
時として涙の海に暮れ
空回りする 空虚な日々
折れた翼で震えながら抱いた夢を見
溜息に…「Give responses」
生きていることの不安
そして哀しみ
希望の言葉も優しい愚痴も
カラダに染みわたる痛み
鋭い刃となりその肉を裂いて
心を蝕み
暗闇に囚われる
終わりのない
生きている「苦しみ」
終わる事のない
生き続ける「刹那」
―紫紅草―
