細い線を辿る 蒼くよどんだ巷の海 かじかむ指を 白い息で温めたわたしが見つめていた 遥か遠いあの日夕闇の中を走る ざわめきは 相槌をうつ冷たい潮風の 何に 夢見ていたのだろう 冷たい波間にはしゃぐ 風に耳をすませば セピアの空に 滲む夢は儚くてあなた…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。